孫が遊びに来るのは、ジジババにとって本当に楽しみです。
私には3人の孫がいます。4歳と3歳の男の子、そして1歳になったばかりの女の子です。孫たちが来ると家の中がにぎやかになり、成長した姿を見られるのが何よりうれしく感じます。
一方で、孫と一緒に遊んだり、抱っこしたりしていると、私たち夫婦もかなり体力を使います。孫が帰ったあとは、ほっと一息つきたくなります。
だからこそ、孫との時間を無理なく楽しむためには、便利な道具を上手に取り入れるように心がけています。
この記事では、3人の孫と過ごしてきた経験をもとに、必要だと感じた、抱っこの負担を軽くするアイテム、安全対策グッズ、一緒に遊ぶためのおもちゃ、収納用品を5つ紹介したいと思います。
とはいえ、私もすべてを一度にそろえたわけではありません。孫の年齢や遊びに来る頻度、ご自宅の環境に合わせて、参考にしていたければ幸いです。
孫が来るときに役立つ便利グッズ5選
今回紹介するのは、次の5つです。
- ヒップシート:抱っこの負担を軽くしたいとき
- チャイルドロック:引き出しや戸棚へのいたずら対策
- コーナーガード:家具の角への衝突対策
- ブロック:孫と一緒に遊ぶ時間に
- おもちゃ箱・収納:遊び道具をまとめて管理
1.ヒップシート|孫の抱っこを少しでも楽にする
孫が遊びに来ると、抱っこをする機会が増えます。
小さな孫に「抱っこして」と頼まれると、かわいくて、つい頑張ってしまいます。慣れないうちは、抱っこすると嫌がられたり、泣かれたりして、ショックを受けたこともあります。しかし、何回か会っているうちに覚えてくれて、抱っこを求めてくれるようになります。その時の幸福感は何にも代えがたいものだと感じたものです。
とはいえ、子どもが成長して体重が増えると、ジジババの腕や腰への負担も大きくなることも事実です。
そこで役立つのがヒップシートです。
ヒップシートは、子どものお尻を台座部分で支えるタイプの抱っこ補助用品です。腕だけで支え続ける場合と比べて、抱っこの負担を軽くしてくれる優れものです。
私も実際に使うと、腕だけで抱えるよりはるかに楽です。寝かせる時や外出先でも、長時間抱っこするのも可能になりました。抱っこの機会が多い祖父母にとって、検討する価値のあるアイテムです。
購入前に確認したいポイント
- 子どもの体重や月齢が製品の対象範囲内か
- 腰ベルトや補助ベルトを適切に装着できるか
- 子どもを支えながら安全に使えるか
- 長時間の使用で腰などに負担が出ないか
ただし、ヒップシートを使えば腰痛を防げるというわけではありません。子どもの体重や抱っこの時間によっては、腰への負担が残ることもあります。締め具合をゆるくしてしまうと、かえって腰痛を招きやすくする可能性だってあります。ですから、取説をしっかり読んで使いましょう。とにかく、無理をせず、休憩を取りながら使うことが大切です。
抱っこの負担や使い方については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
孫を抱っこするのがつらいときの腰痛対策・ヒップシートの活用法
2.チャイルドロック|引き出しや戸棚へのいたずら対策
小さな子どもは、引き出しや戸棚を開けるのが大好きです。
大人にとっては何でもない場所でも、子どもにとっては気になるものがたくさんあります。引き出しにしまっていた書類など、中身を全部ぶちまけられて頭を抱えてしまったこともありました。
それだけでなく、引き出しや戸棚には、薬、洗剤、刃物など、子どもに触らせたくないもの、危険な物が入っている場合があります。
そんな場所の対策に使えるのがチャイルドロックです。
普段は大人だけで暮らしている家でも、孫が遊びに来るときには、子どもの目線で家の中を見直してみるとよいでしょう。危険なものを手の届かない場所へ移すことに加え、必要に応じてロックを取り付けておくことをおすすめします。
逆に、子どもが開けてもよい引き出し、扉を決めておくのも一つの方法です。“自分の引き出し”と認識して、満足してくれるかもしれません。
選ぶときの注意点
- 取り付けたい家具や扉に対応しているか
- 取り付け方法や粘着面の条件を確認する
- 子どもが簡単に外せない構造か確認する
- 使用前に固定状態を確かめる
チャイルドロックは安全対策の一つですが、事故を完全に防げるものではありません。危険なものを片付け、子どもから目を離さないことも大切です。
3.コーナーガード|家具の角への衝突に備える
孫が動き回るようになると、テーブルや家具の角も気になります。寝返りを打ったり、ハイハイしたりしていても、気が付くとどこかにぶつかって「え~ん(´;ω;`)」と泣いていることもあります。
特につかまり立ちを始めた時期や、歩き始めたばかりの時期は、バランスを崩して尻もちをついたり、倒れたりして、家具にぶつかることも考えられます。走り回るようになると、勢い余ってあちこちにぶつかってしまうことも珍しくありません。
そのような場所に取り付けるのがコーナーガードです。家具や柱の角をクッション材で覆い、万一ぶつかったときの衝撃を和らげるために使います。
私たちの家のように、普段は大人中心の生活をしている場合、子どもの目線で室内を見直すことが大切です。例えば、テーブルの下にもぐって、そのまま立ち上がろうとして、テーブルの角にゴチンなんてこともありました。孫と同じくらいの高さまでしゃがんで、大人の目線では気づきにくい危険を見つけることができるでしょう。
取り付け前に確認したいこと
- テーブルや棚など、ぶつかりそうな角を確認する
- 家具の材質や形に合った製品を選ぶ
- 子どもが簡単に剥がしたり、口に入れたりしないか確認する
- 取り付け後も、剥がれや緩みがないか点検する
コーナーガードを付けたからといって、転倒やけがを完全に防げるわけではありません。家の中には子どもにとっての危険がいっぱいです。家具の配置を見直し、危険な場所では特に注意して見守りましょう。
家の中の危険箇所をまとめて確認したい方は、こちらも参考にしてください。
4.ブロック、パズル|孫と一緒に遊ぶ時間を楽しむ
孫が来ると、できるだけ一緒に遊んであげたいと思います。ただ、ずっと走り回る遊びばかりでは、ジジババも疲れてしまいます。
そこで用意しておくと便利なのが、ブロックやパズルなどの遊びです。
ブロックなら、孫と並んで座りながら「何を作ろうか」「次はどれを使おうか」と会話を楽しめます。4歳くらいになると、自分で考えながら形を作る遊びも楽しめますし、「ブーブー作って」「トンネル作って」なんてねだられることもあります。
一方で、年齢の低い子どもがいる場合は、ブロックの大きさに注意が必要です。小さな部品は誤飲につながるおそれがあるため、対象年齢を確認し、年齢に合ったものを選びましょう。
パズルもいいと思います。ウチの男の子は車が大好きなので、車のパズルを用意しました。はじめのうちは、なかなかそろえることができなくて、「やってやって」と一緒に遊ぶことができます。そして、できるようになると、自分で作り上げて、「できたー」と得意になって見せてくれます。そんな時には、成長を感じてうれしくなりますし、思いっきりほめてあげるきっかけにもなります。
パズルも注意しておかないとピースがなくなってしまいます。ふとんやじゅうたんの下に隠れていたり、おもちゃ箱の奥の方に落っこちてしまったり。ですから口の中に入らないように見ておく必要もありますね。
ブロックやパズルを選ぶときのポイント
- 孫の年齢に合った対象年齢の商品を選ぶ
- 部品の大きさや数を確認する
- 遊んでいる間は小さな子どもから目を離さない
- 遊び終わったら部品を数え、まとめて片付ける
孫が複数いる場合、年齢によって安全に遊べるおもちゃが違います。上の子が遊んでいる小さな部品を、下の子が口に入れてしまうことも考えられます。遊ぶ場所や時間を分けるなどの工夫も検討してください。
年齢に合った遊び方を知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
5.おもちゃ箱・収納|孫が遊ぶ道具をまとめておく
ブロックや絵本など、孫と遊ぶ道具を用意したら、収納場所も決めておくと便利です。
孫が来るたびにおもちゃを探したり、帰ったあとに家のあちこちから遊び道具を集めたりするのは、意外と手間がかかります。
そこで、孫が使うおもちゃをまとめておく専用の収納場所を作る方法があります。
「ブロックはこの箱」「絵本はこの棚」というように場所を決めておけば、必要なものを見つけやすくなります。孫が片付けられる年齢になったら、一緒に元の場所へ戻す習慣を作ることもできます。
ウチの孫たちは、家に着くと一目散におもちゃ箱に向かいます。自分でふたや引き出しをあけて、遊びたいおもちゃで遊んでくれています。意外に何がどこにあったかをちゃんと覚えていることに驚くこともあります。
収納用品を選ぶときのポイント
- 孫が使うおもちゃの量に合った大きさか
- 子どもが自分で出し入れしやすいか
- 角やふた、折りたたみ部分などに危険がないか
- 置く場所に合ったサイズか
収納スツールなどを選ぶ場合は、子どもがふたに指を挟まないか、上に乗って転倒する危険がないかも確認してください。何よりも収納用品は、子どもが安全に使えるものを優先しましょう。
孫の年齢に合わせて準備するものを考えよう
我が家には、年齢の違う3人の孫がいます。そのため、同じおもちゃや道具でも、年齢によって使い方や注意点が違うと感じます。
| 年齢の目安 | 気をつけたいこと | 準備を考えたいもの |
|---|---|---|
| 0~1歳 | つかまり立ち、転倒、誤飲 | コーナーガード、抱っこ用品 |
| 2~3歳 | 引き出しへのいたずら、動き回ること | チャイルドロック、安全に遊べるおもちゃ |
| 4~5歳 | 遊びの幅が広がる一方、夢中になること | ブロック、おもちゃ収納 |
これはあくまでも目安です。実際の発達や興味、安全に遊べる範囲には個人差があります。製品の対象年齢や注意事項を確認し、孫の様子に合わせて準備しましょう。

孫が来る前に確認しておきたいこと
便利グッズを準備することに加えて、孫が来る前に家の中を確認しておくことも大切です。
- 薬や洗剤、刃物などを子どもの手が届かない場所へ移す
- 引き出しや戸棚など、開けてほしくない場所を確認する
- テーブルや家具の角など、ぶつかりそうな場所を確認する
- 小さな部品や誤飲のおそれがあるものを片付ける
- 階段、窓、ベランダ、キッチンなどの危険な場所を確認する
- 食事やおやつ、アレルギーについて親に確認する
また、孫の普段の生活や注意点について、親と事前に話しておくと安心です。便利グッズだけに頼らず、危険な場所を避ける工夫と見守りを組み合わせましょう。
詳しい安全対策は、孫が来る前の安全対策チェックリストでも紹介しています。
孫との時間は、ジジババが無理をしないことも大切
孫がかわいいと、ついつい頑張ってしまいます。
しかし、抱っこや遊び相手をずっと続けていると、私たち大人も疲れてしまいます。孫との時間を長く楽しむためには、休憩を取ったり、座ってできる遊びを取り入れたりすることも必要です。
ヒップシートで抱っこの負担を軽くする工夫をしたり、安全対策グッズで家の中を整えたり、ブロックや収納用品を活用したり。できることから少しずつ準備すれば十分です。
大切なのは、たくさんの道具をそろえることではありません。孫の成長や家庭の環境に合わせて、必要なものを選ぶことです。
まとめ|孫が来る日を楽しみに、できることから準備
孫が遊びに来ると、家の中が一気ににぎやかになります。3人の孫が成長していく姿を見るのは、私たち夫婦にとって大きな楽しみです。
一方で、抱っこや安全対策、遊び道具の準備など、考えておきたいこともあります。
今回紹介した5つのアイテムは、次のとおりです。
- ヒップシート:抱っこの負担を軽くする工夫に
- チャイルドロック:引き出しや戸棚の安全対策に
- コーナーガード:家具の角への衝突対策に
- ブロック、パズル:孫と一緒に遊ぶ時間に
- おもちゃ箱・収納:遊び道具の整理に
すべてをそろえる必要はありません。孫の年齢や遊びに来る頻度を考え、必要なものから準備してみてください。
便利な道具を上手に取り入れながら、ジジババも無理をせず、孫との時間を楽しんでいきたいですね。


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